羊毛フェルト、手軽でかわいらしくて人気のハンドクラフトですよね。
私も数年前にはまり、子どもが寝静まった後にチクチクと楽しんでいました。
しばらくお休みしていたのですが、子どもが大きくなって手芸に目覚めたのでまた再スタートすることに!
今回は、これから羊毛フェルトを始めようと思っている人へ向けて
最低限用意するもの
あったらより羊毛フェルトが楽しめるもの
を集めてみました。今後の参考になさってくださいね。
私もまたリスタートなので、これから一緒に羊毛フェルトの世界を楽しみましょう!
目次
羊毛フェルトの道具一覧。こんなものがありますよ
とりあえず昔使っていた道具を一通り並べてみました。5年前のものですが、いまも同じものが出回っていますよ。
右端から
フェルティングマット
極細ニードル
細ニードル
フェルティングニードルグリップ
フェルティング用ハンドニードル
フェルティング用ニードルホルダー
目打ち
手芸ボンド
羊毛
と並んでいます。
こうしてみると色々ありますね~。でも、全部揃える必要はないんですよ。
羊毛フェルトを始めたころはあまり情報がなかったので、取りあえず目に付くものは揃えていた結果こうなりました(笑)
次の段落では、絶対に必要なもの、あったら便利なものをまとめて紹介します。
羊毛フェルトを始めるときに絶対に必要な道具その1「ニードル」
羊毛フェルトは、ニードルという特殊な針で羊毛を刺し固めていくハンドクラフトです。
なので、基本的にニードルと羊毛があればいいんですね。
最近では百均でもニードルや羊毛、キッドも売っているので、より気軽に始められるようになりましたよね~。
ですが、やはり道具の善し悪しは作品にも影響しますので、そのあたりをお話します。
まずはこちら、羊毛フェルトで使うニードルです。左から
百均(ダイソー) ニードル(4本入り108円)
ハマナ力 レギュラーニードル(2本入り410円)
ハマナカ ニードル極細(410円)
百均のニードルは1本あたり27円、ハマナカのニードルは1本あたり210円、その落差ほぼ10倍!!
百均の安さはすごいですね。
でも、私は百均のニードルはあまりおすすめしません。なぜなら
すぐに錆びてしまう!
繊細なタッチが出来ない、羊毛の引っかかりに違和感を感じる
からなんです…値段は最高なのに。
百均のニードルは本当に錆びるのが早いです。
我が家の湿気もあるかもしれませんが、ものの数ヶ月で外に放置してある自転車くらい錆びました(笑)
あと、羊毛の絡み具合もやはりハマナカのニードルとは違います。
ハマナカはスッスッとスムーズに刺し固められるのですが、百均は引っかかり方が荒いというか、やはり比べてみると差は歴然です。
ですが、練習用には問題ないので数本手元にあると気持ちが楽ですよ(ニードルは折れやすいので)。
また、ハマナカのニードルには普通の太さと極細というサイズがあります。
左側が普通サイズ、右側が極細です。
ニードルも高いし普通のがあれば…という方もいるかと思いますが、ぜひ極細ニードルは揃えておいてほしいです。これは必須アイテムです!!
普通のニードルでもある程度のところまでは刺し込められるのですが、表面をキレイにしたり、細かい描写をしたいのならば絶対に極細です。
私はだいたいの形を刺し込んだら、あとはほぼ極細で作っていました。繊細さが違いますよ。
必要な道具その2「フェルティングマット」
こちらは羊毛を刺すときに敷くフェルティングマットとフェルティング用マットカバーです。
ハマナカからはフェルティングマット216円、マットカバーは5枚入り129円で売られています。
最近では百均の羊毛フェルトスターターキットでもマットが売られていますね。ニードルとセットで108円なんて、すごい時代が来たもんだ…!
さて、マットカバーの使い方ですが、フェルティングマットは完全に消耗品です。
これはまだキレイな方ですが、夢中で作業をしているとあっというまにマットはボコボコになってしまいます。
なので、そのボコボコになったマットの保護として、マットカバーをかぶせてマットの消耗を少なくさせることができる…のですが。まぁこれはあまり効果がないかも(笑)
やっぱりかぶせてもボコボコは直らないんですよね~…。
これは百均のスターターセットを買う方が値段も半分だし、ストレスも無くていいと思います。
必要な道具その3「羊毛いろいろ」
1口に羊毛といっても、手芸屋さんに行ったら本当にさまざまな種類が出されていますよね。
この写真のように色のバリエーションが豊富で、見ているだけで楽しくなってきます。
初めての方は、4色から24色までの色がセットになった羊毛が出ているので、それを基本にして増やしていくと無駄がないですよ。
百均でも5色入りの羊毛が売られています。百均だったら全種類買っても良さそうですね。
これはたまたま地元の手芸センタードリームで見つけたのですが、こんな少量の羊毛セットもありました。
ちょっとだけこの色が欲しい、という時にも良いですね。
羊毛フェルトを始めるときにあったら便利なもの
ここからは、なくても大丈夫だけどあったら便利な道具を紹介していきますね。
これは主にニードルを持ちやすくするための道具です。左から
ハンドニードル(1本柄付きタイプ) 518円
ニードルホルダー(極細付き) 669円
ニードルグリップ 734円
と色々買いましたが、中でもダントツでおすすめなのがニードルクリップです。
ハンドニードルはニードルに柄が付いただけなので、ニードルが折れてしまったらそこで終了、518円がパアに…。
ニードルホルダーは2本(写真だと1本ですが)の極細ニードルが付けられるのですが、とにかく持つのが疲れます。ちびた鉛筆で書いてる感覚、分かりますか?(笑)
ニードルクリップはこのようにキャップ、柄の部分、ニードルを固定する部分に分解出来ます。
ニードルを固定する部分に針を刺して柄に納めて使うのですが、このフィット感が素晴らしい!
そして何と言ってもニードルのサイズ変更が可能!なんですよ~。
細いニードルを持って作業するに疲れたら、このニードルクリップがおすすめです。
こちらは動物などの目を付けたいときに便利な目打ちと手芸ボンドです。どちらも百均で売られています。
動物やマスコットの目、羊毛でチクチクしてもいいんだけど、より本物感を出したいときやクリクリおめめにしたいときは、目打ちがあると良いですね。
まとめ。取りあえずニードル、マット、羊毛を揃えよう
色々と便利な道具がありますが、とりあえず必要なものは
ニードル(普通、極細)
フェルティングマット
羊毛
があれば大丈夫です!!わしが絶大な信頼をよせるハマナカのホームページもおすすめです。
最近はハマナカや百均からもスターターキットが沢山でているので、そちらを活用しても良いかもしれないですね。
それでは、道具と材料を揃えて羊毛フェルトをお楽しみ下さい。